ぬるま湯、ゴールドコースト。

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 僕の住む関東地方は梅雨も明け、まさに夏真っ只中にある。ここで思わず思い出したのは、季節感のほとんどないゴールドコーストだ。

 今思えば、ゴールドコーストはぬるま湯だった。一年中大した気温差もなく、確かに太陽光は厳しかったが、それを除けば、日本的な感覚では一年ほぼほぼ秋と春と行ったり来たりしている場所だったように思う。

 ゴールドコーストの日差しは「熱い」。しかし、海洋性気候の地域であるはずが、湿気をそれほど伴わないので、部屋まで暑さが忍び込んでこない。なので、毎日例え外に出ても(近所のスーパーに買い物に出かけたり)、日差し以外で苦になるような湿度はなかったし、海からちょっと離れると湿度が低いせいでさっぱりすっきりとした日常が送れる。これは僕のようなアレルギー持ちには非常に嬉しい気候条件で、日本に帰るとそれがないことが1番の悩みになる(ちなみに、アレルギー症状は乾燥した地域では軽減することが分かっている)。

 思い起こせば、日本では夏に汗で苦しみ、冬には室内の湿度を帯びた寒冷に苦しんだ。それが、例えば北京なら冬にはラジエータが回るので夏より「暖か」く、夏には数日を除けば湿度が低いのでさっぱりすっきりで、室内では暑さが和らいだ。そんな環境に20年以上もいたのだから、日本に戻ってきたら不快なのは当たり前だ。

 ゴールドコーストも、「気持ちのいい地域」の一つだ。昔メルボルンやシドニーに行った時は、寒くて困ったのだが、ゴールドコーストやブリスベンは地球の緯度の4分の1の位置にあり、寒くも暑くもない日が続くのだ。財産があったら移住したい街の一つだが、まだ財産が思うようにたまらないので、どうしようもない。現状では、恐らく豪州は2023年まで国境開放をしないと思われるので、恐らく「戻る」のは2023年以降、今の学校を卒業する頃だろう。なので、僕の今の立ち位置では、まずは現在のコースを無事に終わらせ、その卒業証書を貰いに行く、という流れが一番自然なのだろう。なので、とりあえずは目の前の任務である授業の消化に勤しむことにしたいと考えている。元々がオンラインコースなので、できればシドニー近辺にいそうな先生等にも会ってみたいと思っている。

 それまでの期間は、カナダなど(渡航制限がほぼ解かれている)に飛び出すのでない限りは、このまま高湿度な日本で春夏秋冬に苦しんでいるほかなさそうだ。コロナが終息し、更に国境が無条件で開くようになるまでは、悶々とした日々をいかに楽しむかを考えて行かなければならない。ゴールドコーストへの思いをニンジンのように目の前にぶら下げながら。

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