中年留學のススメ。③準備編

色々考えますです。

 しばらく間が空いてしまったが、転校などを挟んで様々な情報が追加されたので、再開してみようと思う。

③学校への申請

 どんな学校を選ぶべきか、という点において、僕は最初極めて盲目だった。何しろ、一つしか学校を知らなかったのだから。

 この点については、進学先として考える十代の方が準備は周到な様で、話を聞くと、例えば留学フェアに行ったり、キャンパスツアーに参加したりと、情報収集に回っている様だ。

 僕は最初がオンラインMBAだったせいもあり、そこから入るのが順当と勘違いをしていた。その結果、学校も変えず、その学校で言われるままにEAPに進んだ訳である。

 もちろん、EAPという期間を経る事で、わかったことは多かった。EAPとGEの違いも分かったし、留学制度自体についても理解が深まった。ボーッとしていても、ある程度の状況は見えてきたし、新たな進路も見つかった。

 その辺りの曲折は既に色々と書いてきたので、特に新しい情報はないが、中年留学の鉄則としてはやはり❶自分のやりたい専攻を見つけること❷地理的に好める場所を選ぶこと❸金策が可能なことの3ポイントは押さえておくべきだろう。


④ビザの申請

 さて、渡豪にあたっては、旅行ならばネットや代理店経由でETASの手続きをすればOKで、1年間何度でも入国でき、一回の入国につき三ヶ月の滞在が認められる。僕もこれまで三回くらい申請しているが、最安で550円ほどで申請できる。

 しかし、留学となると話は別だ。三ヶ月を超える滞在は目的に応じたビザを申請することが求められ、僕も例外ではなかった。留学を目的とする僕のビザはStudent Visa(500)だ。申請は自分でもエージェントを通しても出来る。

 ・エージェントは必要か

 端的に言ってしまえば、エージェントは使わなくても申請は可能だ。だが、移民局の申請ページimmi accountは全部英語だし、日本のブログサイトには解説などほとんど出ておらず、エージェント各社もユーザーにしかマニュアルを提供していない。それでもチャレンジしたい向きは、自分でやっても当然損はない。僕は全部自分でやってしまったので、多分どなたにも出来るレベルだ。

 しかし、エージェントによってはタダで代わりにやってくれるので、経験値を稼ぐ必要のない場合、それを使うのも一つの手だ。前に紹介したエージェントは、そこも無料でやってくれるので、頼ってしまうのも手だ。ただ、この場合も移民局に払うビザ代640AUDは必須なので、注意しておきたい。

 ・永住を考える場合

 永住を考えるなら、40歳までには渡豪する必要があるだろう。永住権申請には年齢規定があるので、そこは逃すと全く希望がなくなる。もちろん、在学中に奇跡を起こして国家に貢献するとか、そういうことがあれば別だが。


⑤やっておくべきこと

 ビザが出るまでには、それほど時間はかからない。ここまで来ると、渡豪までにはチケットを買うくらいしかやることがなくなるのだが、時間に余裕があれば、次のいくつかもやっておくべきだろう。

 ・現地の歴史を軽くでも調べる

 ちょっと古いものが多いが、日本でも色々と本を売っているし、ネットにもある程度の情報はあるので、歴史は少しでも知っておくべきだろう。もし余裕があれば、統治機構や保険、所得税など、生活に関係のある知識は仕入れておきたい。これは暇があったらリンクなどをまとめてみたい。

 ・年下の「先輩」を探す

 この歳になると、留学などすれば、周りは全部年下ばかりだ。そうなれば、「不恥下問」とまではいかないが、彼らとの交流を深めるのは不可欠になる。生理的年齢の若さというのは、行動半径を決めるもので、いろいろなことを知っているものだ。もちろん、それがローカルの学生であれば、もっと望ましい。だが、日本にいる限りは、ブログやその他のルートから「既に同じ学校にいる人」に話を聞いてみることは有効だ。僕は全部現地で体当たりで行ってしまったので、現地の職員などとコンタクトを取っているのと、EAPの同級生が同じくグリフィスに行くようコース変更をしたので、今後は互いに連絡をとることが可能になり、少々なりとも期待をしている。

 ・留学イベントに出かけてみる

 僕は2年間連続で参加しているが、日本で行われる豪州留学フェアには是非足を運びたい。ここにはブース費が非効率的である(どの学校も高いと思っているらしい)にも関わらず、豪州全土から多くの大学がブースを出し、自校の紹介を行っている。僕は去年はそのブースのお手伝いで1日座っていたのだが、そこで様々な情報を仕入れることができた。もちろん、様々な質問を用意していくことは必須だ。ボーッと行っても、恐らく時間の無駄になる。様々なグッズ目当てでもいいので、是非出かけてもらいたい。

⑥その他

 今更ながらに、まだ思いつかないことは多いので、もしご興味があれば質問をして頂きたい。実際に、手続きの過程であったり、現地に行ってから気づいたことは山ほどあるので、その辺はご質問頂ければ、逐次お答えし、ここにも書き加えていくつもりだ。

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