[履修テク]RPL、再び。

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 以前も単位移行に関しては書いたことがあるが、今回再び単位移行が認められたので記録しておきたい。

 僕は何度か転学・専攻変更をしており、その度に自然と受講カリキュラムが微妙に様子を変えている。同じような専攻、時には同じ名称の学位でも、中身は学校によって全く違ってしまう。それでもACSなどは認証を与えているので、その辺の仕組みはよくわからない状況にある。要は、一定の範囲のメニューがあり、その中で組み合わされていればOKということなのだろう。

 僕が先学期このRPLを申請した時には、同じ学内ながら科目構成が少々違っていたので、名前と内容が似たような科目は二つしかなかったのだが、今回専攻を変更したら、もう一つ名称を同じくする科目があることを発見した。カリキュラムをしっかりと研究していれば、多分もっと早く気づけていたのだと思うのだが、今回たまたま時間があって残りの科目選びを考えようと眺めていたら、なんだか似たような、ちょっとメインテーマからはズレた科目があることに気づいた。

 科目は「ITプロフェッショナルのためのコミュニケーション」なのだが、グリフィスの外人向けのつまらない「アカデミック英語+α」な科目ではなく、ローカルも交えて本当にコミュニケーションについて色々検討する科目だ。しかし、主目的はかろうじて似たようなものと解釈して申請してみたのだ。もちろん、他にも興味深い科目がいくつもあり、それを受けられなくなる(豪州の学校では「金払うから他の科目を受けたい」というのができず、単位が基準に達すると自動的にシステムから追い出される)のが辛いのだが、限られた予算で学ぶ者としては、使える資源を活用しないという選択肢はない。そこで、申請してみたのだ。

 約二週間後に届いた結果はOK。だが、もう一つ調子に乗って申請した(元々四科目履修済なので残りの一科目)科目は、対応科目(内容の似通った科目)がないので認められなかった。

No credit available.
Content of learning not relevant to planned study
.

 まあ、曖昧な基礎科目だったので、この結果は仕方がない。なんにせよこれで三十万円ほどが更に浮いたのだから、これはこれでありがたく受け取っておくことにするのみだ。ここまでで合計三科目認めてもらい、都合約百万浮いたことになるわけで、これはありがたいとしか言いようがない。どこでも払ったものは無駄にしない努力はすべきだとう。

 更に、別の就業経験や業界の標準資格を認めてもらえる場合もあるようだが、これは素人な僕には無理な話だ(・・・資格を取れば、ひょっとしたら出来るのかも知れない)。現状これは仕方ないとしても、これまでに勉強したことが無駄にならずに済むことはいいことなので、もし将来同様の状況に置かれた方には、しっかりとこうした制度を利用して出費を抑えて頂きたいと思う。

 「現在の状況下では留学もままならない」と仰る向きもあるかも知れない。確かに、すぐに使える手段ではないが、こうした手段があることを知っておくことは、今後恐ろしくコスパの悪い豪州留学を考える貴殿にとって無駄ではないはずだ。

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