[シリーズ・大学教育を考える②]授業内容に関する評価

 月末にかけて、今学期実際に受講した科目について、解説と評価を記していく。引きこもり生活の中でのオンラインクラス受講の効果について、何か参考になるかもしれないという視点からだ。

 これまでにも書いたが、授業は米国のBlackboard社が開発したオンラインプラットフォームを利用して展開される。このプラットフォームは科目展開に特化されたもので、中に様々な機能(講義資料、オンライン中継、中継後の録画物のシェア、ディスカッションルーム、筆記試験、宿題提出など)が組み込めるようになっている。また、マイクロソフトのSwayやStreamなども同時に組み込むことで、より多くの形の資料をシェアするように努めている。しかし、機能が揃っているにも関わらず、そこにZOOMやその他のプラットフォームを取り入れる学校もあり、各校の認識は千差万別なようだ。

 だが、総じてライブ配信の授業は教員との距離を縮めてくれている感がある。ビデオ録画を無責任に放置する教育方式では、教員も感覚が掴めないし、チュートリアルの時間に「みんな何か言ってよ」と言い出す羽目になる。教室では「私語を慎め」と言っていた教員らが、一斉に「何か反応して」と言い出す様は滑稽ですらある。こちらの授業が日本よりも対話型である点にも、その辺の事情の違いはあるのかも知れないが、目の前で反応が見られない分、余計に教員の孤独感が募るということでもあると思う。

 今回の展開で面白かったのは、ブラックボードのコメント欄が意外と機能している点だ。学生が講義の様々なタイミングで色々とツッコミを入れるのである。教員もそれに反応し、これまでの対面方式ではあり得なかった柔軟な授業が展開されたように思う。と同時に、公開の場もしくはプライベートメッセージ(ブラックボードの教室内のメッセージ機能やTEAMS)で、席順をすっ飛ばしたおしゃべりができる状況にあり、この点は新たな時代の講義形式を見せているように思う。何しろ、ガンガン好きなことを発言できるのだから。

 そんな感じで12週間を終了し、現状は各科目評価待ちの状態にある。とりあえずは全体の成績が出るのを待って、そこから感想と評価をしてみたいと思う。

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