
要は「留学生アドバイザー」だ。だが、全部英語のみ。サービス提供するなら、各国語を用意しておくべきだと思うのだが、とりあえずこういう試みがあることは悪いことではないと考えたい。でも電話はキツかった。
数日前に、一回止まった冷凍食品配給の復旧のメールがきて、そこに「ISAと話したことはありますか」という質問があったので、「NO(ねえよ)」を選んで提出しておいたら、いきなり電話がかかってきた。
「どうよ、暮らしの方は」
電話をとると、そんな内容の会話が始まった。経済的なことから、授業のこと、生活の状況まで、色々と相談に乗ろうということなのだが、「だったら最初から学費を半額にしろ」と言いたい気持ちを抑えながら話を進める。生活には特に変化はないものの、確かに仕事があった方が助かるよね、でもこの歳じゃ難しいよね、という話をした。相手も似たような歳なのか、確かにそうだわね、みたいな話で、まあまあ和やかに進んだ。
そこで、「食糧なんだけど、来週くらいから冷凍食品じゃなくて、お米とか小麦粉とかになるような話をしているの」というので、「是非とっととそういう話にしてください」と言いつつ、「あの冷凍食品食ったことありますか?」と質問。「ないわ」というので、「一回みなさんで食べてください。まずいので」と返したら、笑い出した。そこで、「あのまずさは、まずはオーストラリアのイメージを落とすし、まるでまずいものを食わせて帰国する気を誘発しようとしているかのようだ」と言ったら、今度は大笑いし出した。更に、相手の上司である本部長の名前を出して、「ぜひ彼女にも食べてもらって頂いて」と言ったら、そのまま大爆笑。こっちとしては、やっぱり学生に何を食わせてるかくらいは知るべきだと思っているので、本当にその辺を検討してほしい気持ちでいっぱいなのだ。その後メールが来て、「無茶正直で楽しいお話をありがとう」とか言ってきたので、まあ、印象付けることはできたのかなと思う。
来週、新しい制度での配給が始まるので、何か変化があったらお伝えしたい。
電話はまだ苦手だが、なんだか売り込みの電話も含めて色々出ざるを得ない状況が増えている。勉強だと思うしかないのかな。虎穴に入らずんば虎子を得ず、と。
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