
宿題に追われながらも、昨日と今日は近所で開かれた二日間のコーディング教室に行ってきた。
内容は、「見様見真似で自分だけのインスタグラムを作ってみよう!」というもので、「少しでもコーディングに抵抗がなくなれば」という思いに突き動かされて参加してきた。
何よりも、家から歩いて数分の場所が会場だったのが決め手で、費用も160ドルとまあまあ手頃だったのが良かった。それもこのご時世でなかなか集まらなかったのか、直前になって「もう1人招待していいよ」という通知が入ったので、コーディングに縁のない友人を連れて行くことになったのだが、それでも学生は四人という、とんでもなく豪華な教室になり、二日目の今日はなんと1人が脱落(定員は10名)なのか面倒になったのか、会場の責任者と受講者と僕ら2人だけになった。都合は四人だが、要は三人だ。1人80ドルで丸々二日なら、本当に元が取れるし、お釣りも来るというものだ。

さて、肝心の中身はといえば、最初はコーディング自体がどんなものなのかというあたりから始まり、結局八割の時間は地味な作業に追われることになった。1日目は細かい部品を作り、2日目にはウェブアプリとして、仮にも少しは動くような形にするという、かなり無茶な構成だったが、楽しく過ごすことができた。最後に簡単ながらアプリという形にまとまった時は素直に嬉しかったし、友人も機械音痴ながらも見様見真似でも何かを作ったことで充実感があったようだ。もちろん、やり方はかなり順序を簡素化したものであり、色々なところからコードを引っ張ってきて張り合わせてウェブアプリを作るもの。もちろん、最初から用語を教えていたらどうしようもなく時間がかかるので、2日でこれだけできるだけでも大したものなのだが。
しかし、一番のギャップは僕ら以外は地元民だったことだ。それもガーガー喋る人たちで、話が始まると僕らは浮遊状態。仕方なく、お互いに支え合いつつ、時に先生に「LOST!(迷子状態!)」と声をかけながら、最後まで一緒に走り終えた感が強い。友人の英語はこの僕よりも弱いので、僕より辛かったと思うが、よく堪えてくれたと思う。
結果はというと、友人の意識を変えることや、自分のコーディングへの億劫さを変えることには非常に役立った。今まで億劫だったコーディング関連の講座や本の言うことが少しでもわかるようになり、学校で受けている授業よりも何倍も鼓舞を受けた。先生も高密度に話ができたし、勉強用に資料ももらってきた。友人も少し興味を持ったようで、抵抗もなくなったようだ。
ただ、正直に文句を言わせてもらうと、会場のイノベーションハブは衛生的に不味かった。女性がCEOなのだが、トイレは汚いわカーペットは汚いわで、全くいわゆる「細やかさ」のない場所で、学校の建物のはずなのだが、一般構内とは全く違うレベルの維持のされ方に辟易とした。
講師の先生とは、また個別にアプリ作りの相談をすることになっている。またそんな話も書けたらと思う。
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