
今朝学校から戻り、仲良しの帰国の見送りをして帰宅したタイミングで、副学長名義でメールが届いた。外国人向け優秀生奨学金の給付(学費減額)が決まったという知らせだった。

希望していた半額奨学金には及ばなかったが、それでもまだこの極限状態(本当に極限な方からすればそうではないのかも知れないが)においては、少しではあれ慈雨には変わりない。
ちなみに現在の設定では学費は32500豪ドルであり、二年間で65000豪ドルにのぼる。今日のレートで行けば、二年間で500万円、そこに2年で4万ドルほどの生活費が重なり合計800万ほどの出費だったものが、まあとりあえず125万円程軽減されたことになる。とは言え、最初からその出費を全部準備して出てきたわけではない。多少は奨学金も当てにしてきているし(当選確率無視で「もらえて当然」と勝手に妄想)、仕事があったことにも後押しされてきている。しかしそこでコロナにぶつかり、計画が崩れたという訳だ。
もちろん、ここ数ヶ月間に新たな仕事が見つかれば、それをこなすことでそこのマイナスは減っていくので、なんとか歯を食いしばって前進するしかない。これは僕以外の誰が来ても同じ境遇になったと思うし、現実にこのコロナで留学を諦めざるをえなくなった家庭もあると思う。その中で、多分継続できそうな状況があることは、不幸中の幸いとしか言いようがない。
この先は奨学金給付条件としての成績条件(GPA7スケールで4、要は不合格が出たらお終い)を満たしながら進まなくてはならない。金銭的な負担は少々減ったが、精神的な負担が大きくのしかかったことになる。他にも「遣わない」手立てを探らなくてはならない。
しかしもし、ここ最近に仕事が増えたとするならば。やることは倍増する。
こちらにいる間は、様々な状況の板挟みで、どうやっても「ぢっと手を見る」状態からは抜け出せそうにない定めのようだ。
・・・来年の自分がストレス太りしていないことを祈りたい。
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