[カルチャーショック系③]注文しても届かないネットショップ。

 先月の今頃のこと、品薄のエタノールを見つけ、KOGAN.COMで注文した。その時には、4月13日に発送となっており、早めに手に入るなら仕方ないと高いのを我慢して注文することにした。

 しかし、13日になっても発送通知はこない。おかしいと思ってメールすると、今度は21日になったという。仕方ない、待つことにしたら、今度は21日になっても発送されない。

 結果は5月上旬になってから発送されるのだが、そこまでに何度も伸ばされた結果、価格は半額になり、ただ単に徒労と無駄金を使っただけになってしまった。

 カスタマーサービスは引き延ばすだけ伸ばしておいて、キャンセルにも応じず、キャンセルはできない、リファンドもできないの一点張り。そこで政府の消費者部門に連絡することになった。

 もちろん、消費者部門は完全な解決はできず、本当に何か強制力を持つのは裁判所しかないのだが、そことの話も経験と思って、今はそのプロセスを楽しんでいる。しかし、そこで考えたのは、これもオーストラリアのルールカルチャーなのではないかという点だった。「届く」ことしか守らなくていいのではないかと。

 この体験をアパートの管理会社の中国人スタッフに聞いてみると、「通販ってみんなそうなのよ。ひと月とか軽くかかるし、物によっては届いた時には忘れてるもんね。アメリカからの方が速く届くとか普通よ」という。

 日本で翌日配達、中国で4時間で配達とかに慣れてしまうと、こういうところで大きくつまづくことになる。もちろん、これを改善するサービスを提供できれば、ここでは大きなビジネスが起こせるということなのだが、流石に物流業を起こすにはお金がかかりすぎる。もし何十億も資金があれば、絶対試してみたい世界ではあるが、ここではどうもタイムラグを計算しつつ買い物する他、精神力を保つ方法はなさそうだ。

 見た目は先進国だが、こうした運用面では30年まえの中国を追体験しているような気持ちになってくる。先端技術を学びにきたつもりでいただけに、非常に皮肉な感触を覚えざるを得ない。 

 ちなみに、ここでの経験をまとめておくと、KOGAN.COMは絶対に使うべきではないし、Hi-Craftも絶対に避けるべきだ。いつまでも物が届かない。AMAZONは同時に注文したアメリカからの商品の方が速く届く。また、顧客サービスで考えると、今のところAMAZONが一番客に寄り添っていると感じるが、国内の配送は弱々しく、マケプレの店は配送面で誠意にかけるところが多いので、注意が必要だ。要は、ローカルのショップは当てにならない、ということだ。やってることは航空約款と同じで、「届くだけでありがたい」世界がそこにある。これは日本にいる時にはわからないことなので、是非覚えておいて欲しいことの一つだ。

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