300人詰め込む思考。

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 日本や中国でも、「一般教養」の授業ではこんな教室が多くて、最低でも200人はいる教室で学ぶことは多かったと記憶している。

 しかし、こちらにきて、専門科目で300人クラスに参加することになろうとは思いもよらなかった。それも非常に厄介な内容のクラスで、実機でラボまでする授業なのに、この状況はあり得ない。

 もちろん、実際に何人がリアルタイムで参加しているかと言えば、統計が正確なら80人ほどで、まだ救いようがあるのだが、この内容ははっきり言って詰め込みでは難しい。

 それもいろんな種類の学生を詰め込んでいるので、学生の質問自体がよく分からないことがあり、未経験者としては辟易とするばかりだ。

 学科主任にメールをした。「修士も学士も研修生も全部詰め込んで300人もいるのはどうしてですか。アジアでは院生にはちゃんとチューターが付いて、少数で進行するのが普通です。これはオーストラリアでは正常なのですか」。返事はなかった。なので別部門にも質問を投げた。その返事はまた報告する。

 ま、やっぱり「教育」ではなくて「商売」なんだということか。コロナの後は、これまでみたいな訳にはいかなくなる。個人的にも、先行きに曇りを感じ始めている。だったら関連資格を取った方が早いのではないか、そんな考えすら芽生え始めている。

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