

貧乏学生の僕は毎週のように配給の受け取りに出かける。と言うよりも、授業もなく、あってもネットで進行し、さらに今の英語のレベルではバイトもできないので、家を出る機会はこれくらいしかないのだ。
なので、週2ペースの外出は、今のところ唯一(路線が全く一緒なので唯一・・・)のオーストラリアに接する機会になっていると言っても良い。なんの為の留学なのかと言う疑問も湧くのだが、「部屋代を最大限に活用」し、こんな体験ができるのも、こちらにいるからなので、・・・と言うことにしておきたい。
基本的に今回の補助はフードバンクが提供しているようだ。フードバンクは日本にも存在する組織形態で、形態的に売れない合格品の食品を困窮者に配給する仕事をしている。まさかそんな組織にお世話になるとは思わなかったが、社会勉強にもなり、変な充実感を覚えている。
家からバス・電車・トラム・バスと、円を描くような経路で進み、食糧をもらって帰ってくる過程は、ゴールドコースト横断旅行のような感じにもなり、毎回目にする新たな風景に驚きを感じながら(「こんなとこあったっけ」と)帰宅する。交通費は不思議なことに毎回違う模様で、チャージのされ方がまだよくわからない。
ちなみに、学校で配布しているのもフードバンクからの配給で、こちらは冷凍食品だけだが、時々向かいにある病院から寄付があり、追加で食品をもらえたりする。本当にありがたい話で、勉強せずにはいられない気持ちになってくる。
今週のお出かけもこれで終了。映像版DGの第一話の編集もほぼ終わったので、今度は本格的に予習を始めようと思う。ああ、不安。
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