IELTS解剖。

 今日は1ヶ月前に予約したIELTSの日。

 寝起きのよくない僕は、5時起きで6時50分のバスに乗り込んで試験会場に向かった(バス停まで5分程)。

 会場は豪州全土に展開する専門学校TAFEのGOLD COAST校。この地区は毎回ここのようだ。確かにもともと学校だし、足場が非常に便利なので、我々には優しい。下車徒歩1分というか、ホームから見えるのが嬉しい。そして、入り口は写真のど真ん中の看板の真下だ。

会場のTAFE GOLD COAST。

 しかしどうにも初めてなので勝手がわからない。受験票には、こんな表示があった。

なんだよ何も持ってくるなってことかよ。

 仕方なくほぼ装備なしででかけたのだが、会場に着いて周りを見ると、意外と皆さんがっつり荷物を持ってきている。失敗したかも。財布も何も持ってきていないので、帰りに買い出しすらできない。

【持ち物】指定の持ち物は、パスポートと水だけ。それ以外は、会場入り口で番号札と交換に預けなければならない。が、裏を返せば、比較的安全なので、試験後のお出かけ用の品々を持っていてもいいということだ。

 何を言っても仕方ないので、最低限の装備である粗末なバッグをとっとと預けると、番号札をパスポートに貼り付けられた。

番号札。

 変に一番乗りな雰囲気で会場前に到着、まずは指紋登録をさせられる。そして部屋に入ったところで今度は「ここからは出られないわよ」のお触れが出た。この辺は掟が厳しく、トイレによく行く僕は心配になった。とりあえず会場入り口の手前にあったトイレに2度通っておいたので、膀胱大丈夫かしらと思いつつも、そのまま試験に臨んだ(結果は全然OKだった)。

 ここからは携帯を奪われているので、残念ながら写真ではご報告できない。

 最初は欠席者もいるのかと想像してしまうほどスカスカだったが、部屋には総勢200人くらいがびっちり。1人25000円で、これを毎週やってるんだから、ボロい商売だ。英語ビジネス、たまらん。

 さて、試験だ。

 最初は作文で60分。「子供向けのCMは制限すべきかどうかに関する意見」と「グラフの説明」の2題で、これはもう「お決まりのもの」が出ていた。しっかり練習ができている人なら、屁でもない問題だ。とは言え、準備をしていなかった僕の結果はわからない。謙遜でもなんでもなく、授業で教わったことしかわからない。でもここ四ヶ月のEAPの勉強は少しは生きた気がした。答えは用紙いっぱいに書いた。点数は良くわからない。

 次はリーディングに60分。これは普通の英語のテストなのだが、定石というか、定型の問題で、①段落にタイトルをつける問題や、②穴埋めの問題に手こずった。③文章の意図を読んでからの正誤問題、これも・・・って全部苦手じゃないか。授業でも何回かやらされたが、苦手なものは苦手で、やっぱりこれには単語量と翻訳力が必要になる。何度も言うようだが、これが一番の苦手だ。が、練習をしている人には簡単で仕方ないタイプだろう。実際に学部に入ると、読解力とその速度が一番必要になるので、本当はここに注力しなくてはならない。毎週「15ページ読んで3000字書いてこい」とかがあるので、学部や院に留学する場合は、この部分は本当に肝要だ。

 次にはリスニングで40分。4セクションの後半2セクションはやたらとスピードが速く、試験後に会ったフィリピン人も「速すぎるよ」と漏らしていた。彼はリサーチフェローか何かの仕事で来ていて、どうもその学校に一回受けろと言われたらしい。でも日頃日本人よりは英語使ってる人がこれじゃあなあ。勇気づけられると言うよりも、どこまでいけるのか不安になった。

 そこから少し休憩で、試験結果の受け取り方の変更のある場合(会場まで取りに行く)の申請、さらに指紋確認、写真撮影からオーラルテストに移る。

 オーラルは15分、みんな違う話題だったらしい。僕は外国語の勉強についてや、英語は成功に役立つか、みたいな感じだったが、同タイミングで出てきたフィリピン人は天気のことを聞かれたという。なんでやねん。ただ、あんまり良く話せなかったので、成績が不安だ。

 それが終わると、再度写真を取った部屋に戻り、指紋確認をもう一度やらされ、そこで荷物を受け取って解散となる。人によってはオーラルの試験がかなり遅くなるので、1日仕事になる可能性もあるので注意が必要だ。4日くらい前に送られてくる受験票にオーラルの開始時間が書いてあるので、それを参考に予定を組んだ方がいい。

 いわゆる勉強のできる人は、このテストに的を絞った勉強ができるのだと思う。しかし、僕は相変わらずというかなんというか、専用サイトの教材のサブスクを申し込んだまま、ろくにプレイもせず、中国語でいう裸考(事前の知識武装をせず素のままで試験に望むこと)で臨んだ。昔からこんな感じだ。長年緩い反射神経だけで生きてきてしまったので、勉強の仕方がさっぱりわからずに大人になり、非常に不便な思いをしている。語学の勉強に向いた脳だということは最近わかってきたので、これで勉強の仕方を覚えれば無敵になれるのに、と、そんな如何ともし難い想いに駆られるのだが、無防備無作為に外国語に臨んでいるからこのありさまになる。

 試験終了後は、目の前にあるの駅に出て、トラムに乗り込んだ。財布すら持ってこなかったので、帰らないと買い物にも行けない。いちばん早く解放された方ではあれ、一回家に着いてしまうと疲れがドッと出てきてしまい、買い物は明日に回すことにした。

 家からサウスポートまで1時間、往復共にほぼ同じ時間がかかった。

 今日の受験には、実は別の目的もあった。来学期から通うことになる学校が会場の近くなので、実踏も兼ねていたのである。結果から言えば、あまり負担にならない変化で済みそうで安心したのだが、生活のタイムスケジュールがガラッと切り替わるので、来年は少し体を労わりながら進めなければならなそうだ。

 今、ほぼ目の前の学校で9時始業で授業を受けるのと、1時間離れた学校で8時始業の授業を受けるのでは、やはり体力の減りが変わる。もちろん、こちらは14時終了、向こうは13時前には終了、そして周辺は買い物も便利な場所なので、1日の使いでから考えれば、向こうのほうがいいのかも知れないのだが。やはり来年の引越しまではきついかもしれない。

 20日早朝、今度は試験の結果をもらいに行かなくてはならない。その時は買い物もして来よう。結果はどう出るか、またここでご報告したい。ただ、今回の場合、この状況で臨んで、こう言う感触だと何点くらい、と言う目安を確認することが目的の半分なので、どう出ても正面から受け取るつもりだ。もし六点以上取れていたら、英語コースを受ける期間も短縮できるので、そこには少々願をかけているのだが。

 しかし、こうして1日を終えて感じるのは、年齢には抗えなくなると言うことだ。本サイトをご覧の中高年の皆さんも、もし留学をお考えであれば、体力の温存法についてもお考えいただく方が良い気がする。

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