Free Short Course受講のススメ。

©️ITMasters/CSU

 豪州に留学してみようかな、否、もとより海外に留学してみようかな、と考えたことのある人は多いはずだ。行き先はどこでもいい。ケニヤでもスリランカでもロシアでもチリでも豪州でもバージン群島でもケイマン諸島でも良いのだが、実際に準備に入ると、わからないことだらけであることに気付かされる。

 ビザがどうとかというのは、これまで色々書いてきたし、学校をどう選ぶかとかいうのも恐らくは様々なエージェントのサイトがある。この辺りは或る意味事務的な手続きの延長なので、本を読んだり、楽をしようと考えなければ、十分に自力でなんとかできるし、実感も伴うものだと思う。

 しかし、自力で、それも日本では解決できないことが数点ある。生活面での空気感、買い物の苦労、出かける時の面倒さ、丸一日かけて現地に乗り込むこと、現地の住まいでの戦いなど、色々と書いてきた中で、恐らく一番想像できないのは「授業のノリ」ではないだろうか。

 今日は、僕が今受けている無料なのだが優れもののコースを紹介したいと思い立ち、経験も含めて書いてみることにした。というのも、このコースには毎回たくさんの学生が様々な国から参加し、ライブで授業を受け、そこでたくさんの発言がある上、大学の授業とリンクしており、ディスカッションフォーラムも様々な討論の場になっているからだ。これはまさに豪州の大学の授業であり、今海外からオンラインのコースに通う学生の多い中、恐らく唯一無料で開放されている学部や大学院につながるガチのコースなのだ。

 ニューサウスウェールズ州を中心に分布しているチャールズ・スタート大学。その関連企業であるITマスターズ社が提供する様々なコースは、既に10年以上の歴史があり、そこで学んだ学生も数十万人にのぼる。中には現地人だけではなく、インドやイギリスから学ぶ「外国人」もかなりの数存在していて、もちろん、日本人も僕以外に数名参加している。バーチャルなキャンパスは、本当に国際色溢れた場所になっているし、修了生はみんな嬉しくて仕方ない感じを素直にSNSなどに書き込んでいる。それは恐らく、この大学が遠隔教育の分野では豪州で一番早く取り組んできたことにも関係する。THEなどが公表している世界大学ランキングでは全く振るわないのだが、ワイン学専攻や警察学校を抱えていることで、かなり就職に強い教育を行なっていて、キャンパスも方々に散らばり、小粒と言われながら面白いマネジメントをしている学校のようだ。

 偶然にも、今ちょうど英会話を習っている先生がこの学校の卒業生で、大学ネタで話を聞いたのだが、豪州の現地人にとって、国内で進学する際に「世界何位」とかは全く気にしていないらしい。そして、この大学などは遠隔地の出身者には入試を優遇する措置があったので、かなりの学生が集まっていたのだそうだ。そして、企業も企業で、国の基準を満たした大学のコースを卒業していればうるさいことは言わず、要は仕事の出来る奴(運の良い奴)を採用していたのだという。この国では現在も25歳以下の就業状況があまり宜しくないので、こういう就職率のいい学校は現実的で受けが良いらしい。広告で世界何位とか言っているのは、あくまでも留学生を釣る為のもののようだ。実際にどこが優れているとかは無い気がする。「劣っている学校」は既に書いた通りだ。

 さて、そんな小粒な、しかし個性的な学校が提供しているコースを勧めるのには、上記の「生の雰囲気」を味わうことができる以外に、もう一つ面白い点があるからだ。

 それは、3つのコースで合格すると、それが単位の一部になる、つまり、一科目分学費が免除されることになるのだ。この大学の単位は大体一科目が3000豪ドル前後(IT系は3500ドル程度)になっているので、約30万円が免除になるのだ。なぜ3つかと言うと、一科目が四週間で終了するからだ。一般にこちらの一科目は12週間・一学期で一まとまりなので、このコースも三科目で院の一科目と言うふうに換算してくれるわけだ。

 ここで学ぶ限りは、エージェントも関係ないし、勝手にMOOCのノリで登録でき、生の授業も受けられる。そして、気に入ったら、そのまま単位を申請して、本格的な勉強を始めればいいだけだ。もし、留学を考えながら何か不安なことがあるならば、一度このコースを受けてみては如何だろうか。今年は生中継のコースが続々アップデートされているので、かなりオススメだ。もちろん、既に生放送を終了しているコースもあり、当時のビデオやフォーラムなどが残されているので、通り一遍な形でそこで知識を拾ってもいいが(恐らく数年後に再度新規開講になる)、今年のようなアップデートが続いている機会に味見をすることの方が余程良いだろう。

 僕は今回、昔ここで書いたことのあるデジタルフォレンジックの授業を復習のつもりで受けてみた。みんな活発に質問(テキストベース)をして、司会がそれを読み上げ、先生がそれに答える形で、毎回2時間の濃縮されたコースを受けることができた。

 最後はオープンブックの試験がある。結構ヘビーな内容なのだが、形式的に簡略化されているのである意味気楽に取り組めるのが良かった。試験をパスすると、写真のような修了証書ももらえるので、達成感もひとしおだ。

修了証書。

 次の生授業は、ITリーダーシップ。今まで触れたことのない科目なので、今からワクワクしている。是非是非登録して、豪州留学の雰囲気を味わって貰いたい(リンクは直リンクで、アフィリエイトとかやっていないのでご安心を)。

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