[大学紀行①]大学という場所

Photo by Kelly Lacy on Pexels.com

 プロフィールには書いたが、僕には母校が確か11校ほど存在する。それは全部大学で、語学スクールを含めるともっと多くなるだろう。

 世に多く存在する留学アドバイザーは、その殆どが留学未経験者だ。いや、海外帰りだろう、という人もあるかも知れないが、キャンパスで学び暮らした経験を複数国家で持ち、比較ができるかという意味では、その肩書きに相応しい者はほぼいない。どのアドバイザーも、その知識は書面や旅行で仕入れた表面的なものに過ぎないからだ。例えるなら、ペーパードライバーが教官になっているようなものなのだ。旅行で学校を何箇所訪れても、そんなものは学校を知ったことにはならないのだ。

 それぞれの国において、大学とはどんな場所なのだろうか。何が語学スクールと違うのだろうか。それはその経験を積んで自分で模索しなければわからないものだ。豪州でのオフライン留学が一段落するこの機会に、僕はこれまでの留学や大学での経験を整理してみることにした。今後何回かに分けて、それぞれの学校に関して、更に留学の手続きや感覚に関して綴っていきたい。

 恐らくこの先半年は日本で巣ごもりになると思われるので、色々資料を繰りながら書いていきたいと思う。少しは参考になれば嬉しい。

 現状考えているのは、①全て日本との比較にし、準備資料や文化についての比較もすること、②国別(中国・香港・台湾・韓国・日本・豪州)にまとめること、③語学コースと学部・院で分けること、④年代をちゃんと書くこと、⑤奨学金があった場合は記すこと、⑥DIYに役立つようにすること、くらいだろうか。

 今後お話ししていく学校は、①復旦大学、②北京中医薬大学、③蘇州大学、④北京外国語大学、⑤梨花女子大学、⑥ボンド大学、⑦グリフィス大学、他にも思い出したら書いてみたい。語学学校も入れるなら、①台湾TLI、②香港Qランゲージも書けるかも知れない。

 日本の大学については、あまりにもリアルすぎるというべきか、日本式怨恨の種になるので、教員や学生との対話を通じて感じた空気をマクロな視点から織り交ぜて書いてみることにする。というのも、日本の国公立はまだいいのだが(セクハラやアカハラでクビになる教員もいるにはいるが)、私立は経営者や創始者のキャラやパワハラベースの国情を反映している大学が多く、お話にならない点も多く、ことさら取り上げる価値もないからだ。それがどんなことを指しているのかは、別の学校との比較の際に触れて見たいと思う。

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