
英語圏、でだと思うのだが、こちらの成績はこのように分類されている。多分昔に話している気がするのだが、もう一回触れておきたい。
まず、成績はHD・D・C・P・Fと分かれている。基準は上に示した通りだ。
この評価は結構大雑把な分類で決められているのだが、この裏には更にルーブリックという評価基準分布が存在する。僕が現役時代(今もですが)に受けた日本の授業や中国の授業では、こんなものはなく、単に減点法だったり、先生の気分だったりして、ややこしかったものだ。今はどうかわからないが、点数というのはそんなものなのだろう。それを文句をつけられないように基準を作ろうと言う試みは評価していいと思う。
下の写真がルーブリックだ。

これは恐らく「できるだけ客観的に根拠を示そう」と言う考えの現れだと思うのだが、要は設問ごとに回答の完成度が予め示されていて、その基準を満たせばそこの数値が点数になると言うもの。
なので、同じ点数がでまくる。最後は足し算なので、それも当然といえば当然だが、ただ、そこには既定の分布方法があり、最終的な成績は上からパーセンテージが決められており、大体がその枠に押し込まれる。超出来る奴、クラスのトップ5%はHD、その次の10%くらいはD、のような感じだ。
もちろん、先生も大変で、逆評価もあることから、あまり学生を落としたくはない。50点合格だが、例えば48点とか言う悩ましい数字のときは、前のレポートや宿題に遡って点を探すのだ。その辺はえらい苦労があるらしい。なので、課題はできるだけ出すことが肝要だ。点をあげる根拠も示さないなら、落とされても仕方がない。30万をドブに捨ててもいいならそれでもいいのだが、「払った分は取り返す、倍返しだ!」と考えるのが社会人の常。僕はここで落とすわけにはいかない。
小刻みな課題の点数は、数人の先生での突き合わせが終わると、ネットに表示される。とっくに出ていていいはずの点数がスマホに表示されないこともあるのだが、それは上に書いたような最後の調整にとっておくようだ。なので、一部の成績がまだ表示されないでいる。
今学期の成績はといえば、二科目ほどはすでに途中経過で50を超えたので、少々安心している。後の二科目は、一科目は最後まで出さないつもりらしいのと、もう一科目はまだ進行中なので出ていない。一番悩ましい科目なのだが、なんとか無事に終わることを望むばかりだ。
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