
豪政府が突如、豪州人を対象とする出国制限令を出したことで、航空各社が減便措置に動き出した。その中で、JETSTARが取った措置は極めて承服しかねるものだったので、ここに書き留めておきたい。
日本からゴールドコーストを結ぶ唯一といってもいい路線だった成田ゴールドコースト線。現在ゴールドコーストを訪問中の我が家族は、月末の便を予約していた。だが、25日の政府発表から間も無く、今度はメールで「全部欠航する。料金はバウチャーで返す」という通知を送って寄越した。ユーザー都合ではなく、会社判断での欠航で、今月の便を全部欠航にし、代替案を無くしてしまったのだ。その上、返金はバウチャーでしかせず、さらに期間は半年だという。
聞けば、以前にも会社都合で欠航し、全く補償がなかった例は多かったという。だが、以前なら例えばバウチャーの有効期限が一年であったり、融通が効いていたことを考えれば、これはサービス低下というよりも、サービス放棄に近い態度に変化していることを示している。
もちろん、このバウチャーは使い切るつもりだが、今後の利用は考えものである。オーストラリアでは極端な変更が多いようなので、その点はヴァージンでも気をつけるべきなのだろう。だが、今後はヴァージンオーストラリアを利用し、電車でブリスベンから帰るようにするという方法に変更しなくてはならないかも知れない。まだ検討は必要だが。
客の利便性を無視した経営などあり得ない。この国への嫌悪感が募る出来事だが、以前ジェットスター では国内戦でも嫌な思いをしているので、これは完全にジェットスター の体質の問題なのだろう。抜本的な改善を求めたいところである。
安ければ何をしてもいい訳ではないのだ。
[続報]4月1日 メールあり。恐らく再減便したものと思われる。
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