[肺炎関連まとめ]肺炎化の確率から考える今回の騒ぎの顛末。

 今日、ゴールドコーストに戻りました。だからというわけではないですが、今回で肺炎騒ぎの記録は最後にしようと思います。

 周りで騒ぐ中国系、過剰に恐怖心を煽られて思わず本性が出てしまった人類、そして無意味に紙製品を買い占めて心の安定をはかる人類を様々な距離から見つめつつ、考察したことを書いてみますが、今回は帳尻の観点から論を進めたいと思います。つまり、誰のところでどうすることで損得の帳尻が合うのか、ということを考えよう、というお話になります。

 まず、欧米のエッセイ式に結論からいきましょう。

 結論1 今回のウイルスの本質は風邪であり、その結果として肺炎が起こる確率、そして肺炎による死亡率は通常の市中肺炎とほとんど変わらない。つまり、遺伝子配列が違うだけで、基本、大騒ぎするものではないし、最終的には「いつかは罹る」存在になる(シミュレーション映像)ので、焦っても仕方ない。つまり、ターゲットを絞った薬品やワクチンが開発されれば、「普通のウイルス性感冒の一種」にしかすぎないのである。なので、個人的には世界が何に慌てているのか不明だ。だが、それを前提にしても、中国人の恐怖するところとその対策・動きには学ぶところが少なからずある。

 結論2 予防策は、BTTB、つまり基本に戻ることが重要で、手洗い・換気・マスクと眼鏡による粘膜保護が最も基本となり、よく食べて休むことで正常な抵抗力をキープすることが大事。完全に防ぎ切れると思うのは間違い。

 結論3マスコミ以外の煽り情報が過多であったために、必要以上の非国民現象が世界で起きている。まずはここから抜け出すのが肝要。現状の恐怖感は、この風邪をエボラ出血熱のように捉えているところから始まっている。ただ、ここまでくると何らかの意図が働いているようにも見える。世界のサプライチェーンを変え、通貨までを動かす意図が見られる。このステージになると、情報を操作する誰かの存在を感じる。

 結論4 影響は政治的にも経済的にも拡大しており、1929年のブラックマンデーにも似た状況を招きつつある。これが意図されたものか、そうでないのかははっきりしないが、サプライチェーンがほぼ強制的に変更され、各国が鎖国状態に入っており、この影響は国際政治や世界経済に大きな影響を与える。特に、各国の中国との関わりは文化大革命以前の状態に引き戻される。

 本質は風邪、という表現の主旨は「よくよく考えれば新種の風邪だよね」という意味になります。こうした現象に向き合う時、必要なのはエビデンスに基づく心の準備であり、無闇矢鱈な恐れは避けなければいけません。これまで人間が罹患することのなかった風邪が、武漢市民の肉体を通じて、もしくは、一部の説を信じるならば、人間にも感染することの可能なタイプに変異したもの、と考えられるでしょう。ウイルスは人間と同じく、生存をその第一義としていますから、環境に応じてその生き方を変化させ、毒性を変化させていきます。当初、おそらく強い毒性を持ち、人体で増殖しようとしたウイルスは、初期の患者の身体の中で暴れまくり、多くの犠牲を出しましたが、その後、代を重ねるにつれ、現在では新種の風邪のようなレベルにまで薄れていると考えられます。もちろん、だから安全という話ではなく、肺炎にまでこじれ、重症化した場合には、肺が使い物にならなくなる恐れはありますが、重症化比率は極めて低く、若者はほぼ軽症ですんでいますし、老人の重症化は他の疾患でもあり得ることで、抵抗力が落ちている、既往症があるなど、ファンダメンタルに問題がある場合は、肺炎化し、さらには重症化する人が2割に上ると言われています。ですが、こうした確率は、一般の風邪でも同様ですので、武漢肺炎が特別な地位をキープしているわけではありません。そしてもちろん、ワクチンや薬品が開発されてしまえば、この「肺炎(になる可能性のある風邪)」は、ワンノブゼムになっていくのです。

 ですから、予防策は、風邪の予防策と同じと考えても、まず支障はないと思われます。多くの風邪などの疾患は、顔面部の粘膜から人体を侵襲するケースが多いと考えられているようです。つまり、目・鼻・口の粘膜に、ウイルスが擦り付けられることが最大の感染源ということができます。ではそれはどこから来るのかといえば、「手」ということになります(足でもいいのですが、そのような技を持つ人を僕は知りません)。もちろん、保菌者がベラベラ話しているのを至近距離で聞いていたり、大きく口を開けて保菌者と一緒に合唱していたとか、鼻水ダラダラの保菌者とキスしていたなど、そういう場合は目や鼻や喉を直撃する可能性もありますが、それにさえ気をつけていれば、残るは自分の手で顔面部を触らぬように心がけることが一番の予防になるのです。人は毎日何百回と、無意識のうちに顔を触っています。目を擦ったり、鼻をほじったり、よだれを拭いたりと、その行為は様々ですが、外界の数え切れない場所を触った手で粘膜を触ることは、ウイルスに「ようこそ!」と言っているのと同じことになります。特に今回の場合、患者の鼻腔からウイルスが多く検出されているので、例えば患者さんが鼻水を擦った手でバスやエレベーターの手すりに触り、同じ箇所をあなたが触り、さらに目を擦ったりすれば、そこで感染するようになるわけです。濃厚接触者と言われる、同居人や、長時間行動を共にする人からの感染は、飛沫の場合も考えられますが、やはり日頃から手洗いを励行することは非常に大切になります。そして、同居している場合にも、どれだけ寒くても、1時間に一回は換気をすることが必要です。満員電車の駆け巡る東京で、なぜそこからの感染が広がっていないかという現象について、やはり2−3分に一回はドアが開くことが指摘されているように、恐らく密閉空間である程度の温度が保たれていることが、感染の基本的条件としてあるのではないかと推測されています(前回の記事を参照)。ですので、手洗い風通しは、本当に基本的な事ながら、予防の一番の策ということになります。また、この病気はいつかは普遍化し、「どっちにしてもいつかは罹る可能性のある病気」になるので、特別にこの病気に絞った対策は、ワクチンの開発を待つしかありません。ですので、BTTB、Back To The Basicというわけです。

 次に、情報を仕入れすぎないことも大切です。私のFB友達には臨床経験豊富な医師が多くおり、病院長や公衆衛生の専門家がいることから、彼らの情報に接することが一番の栄養になっています。実際は彼らも日々医学的情報の収集に苦労しており、自分の仕入れた情報を惜しみなくFB上に公開しています。TVや週刊誌には、「そこに出る時間のある医師」しか登場しません。そして、無責任なコメンテーターが、知識もないままに無責任なコメントを発し、世の中を混乱させます。また、トイレットペーパー騒ぎでもわかるように、「わかっていない」ことは、一般市民の本性を暴露する現象を引き起こします。台湾のようにコントロールが利けば良かったのでしょうが、日本はなんでも垂れ流しだったため、結局は市中の混乱を止めることはできませんでした。これは世界にも波及しました。紙製品については、日頃から数週間分の備蓄をしておくしかありませんが、産業が正常な働きをしている普通の国家では、マスクや紙製品は通常利用している限りは無くなることはありませんから、情報を見極める識別力を持つことが一番大切になります。病気にかかったわけでもないのに、情報でパニックになっているようでは、それは愚かというより他ありません。特にツイッターなどの無責任情報は、余計に脳の中にフィルターをかけて判断をしていかなければなりません。基本、すぐに死ぬ病気ではありません。エボラのようなことになる確率は低いですから、あまりビクつかないようにしたいものです。

 そして、現在、この「騒ぎ」は世界経済にも影響を与えています。この先に最も恐れられるのは、大規模な不景気と言えるでしょう。世界大恐慌をイメージしている人もいますが、確かにその兆候は現れています。航空業では減便(韓国ではLCCが倒産危機に面しています)、イベントは休止、原油、通貨、株価にもその影響は急激に現れており、急速な世界経済のシュリンクが表面化しています。こうした中では、国家の鎖国化、業態の転換、個人のリモート化など、これまで様々な場所で謳われてきた改革が否応なしに進む他、経済規模の縮小が急速に進んでいきます。その中で、私たちの生活もまた、大きな影響を受け、失業や家計の破綻など、様々な問題が起こってくることでしょう。震源地である中国もまた、世界から切り離され、鎖国化が進み、「一夜回到解放前(一夜にして解放前に逆戻り=一夜にして一文無しになること)」の状態が訪れないとも限りません。グローバル化の旨味を吸いまくった中国が、内部から瓦解し、世界各国の鎖国化を進めるのと同時に、世界から切り離される事態を招きつつあります。グローバル化を利用し、世界市場の自由を謳歌しながら、自らの市場は少ししか開いてこなかった中国が、その広大な市場から締め出される結果となるわけです。また、関係の深かった国では、ウイルスの流行が止まらず、一帯一路に参加したイタリアなどはアウトブレイクが起こり、壊滅状態になりつつあります。日本も、サプライチェーンを国内と他の地域に移転するという方針を安倍総理が打ち出すほどの事態になっているところから見て、中国離れはどんどん進むことでしょう。世界経済は、プレーヤーを総入れ替えする羽目になろうとしているのです。その中で、私たちは、今後の働き方や生活を考えていかなければならない状況に置かれています。トイレットペーパーを奪いあっている場合ではないのです。次の一歩を、自ら判断しなければならない状況に来ているのです。

 私たちは、この先どのような対応をすべきか。その答えは現状ですでに明らかになっていると思います。冷静に状況を見極め、できることを万全にしていくこと。そして、情報に惑わされず、慌てないこと。さらに、自らのスキルを強化し、どのような時代にも必要な存在になっていくこと。こうした心がけが、今後は必要になっていくものと思われます。そして、損得で行けば、今回は世界が損失の中から教訓を汲み取り、我々も自らの健康を見つめ直す機会になりました。各国の能力や、政府の性格を知る機会にもなりました。その中で一番得をしたのはどこか。その答えは、個人個人の将来に、生活や認識の変化として現れてくるのではないかと思いますが、日中韓意はリーダーの失策によって損をしたことは間違い無いように思われます。この結果は、今後の世界経済を大きく変化させ、当該国の一人一人の境遇に響いてくるものとなるでしょう。そこから損して得を取れるのか、これは個人の能力と運にかかってきます。

 ただ、もう一つの仮説として、このありふれたウイルスであるコロナ騒ぎが、世界経済のリセッションに利用された可能性は指摘しておきます。膨らみすぎた貨幣規模や経済規模は、歴史上、一定の時期に於いて、何度かリセットされて来ました。今回、発端は偶然か故意かは別にして、その後の動きがそうした大資本家の資産整理に利用された可能性は否定できません。膨らみすぎた簿価を削ると同時に、下げ相場と上げ相場を利用して、その「お腹の脂肪」を吸い上げるファミリーたちがいるとしたら、今の大袈裟な騒ぎにも理由が見つかるというものです。あと2ヶ月ほどして調整が終わる頃には、ワクチンの話が出てくるはずです。そこから相場を少しずつ戻していく、それも庶民に我慢を強いながら。実はこれが一番書きたかったのですが、ちょっと躊躇いがあったので、一通りの固定読者の皆さんの閲覧を待ってから書き足すことにしました。これが最大の損得の部分です。中国切り離しも、その線上にあると言えるでしょう。要は、利用されまくった側が、反旗を翻したのです。

 肺炎に関しては、これで一旦筆を擱きます。次の文章からは、如何にして今後の世界を捉え、乗り切っていくかについて、英語の勉強や、専門科目の勉強の紹介を通して書いていければと思います。もちろん、それが唯一の正確な選択肢ではありません。ご縁あってこのブログをお読みただいている方には、「こんな進み方もあったか」と思えるような場所になればと思います。

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