もうすぐゴールドコーストに戻ろうかというタイミングで、今リモート勤務をしている会社の社長と1時間ほどボイスチャットをした。
これまでにも書いていると思うが、今回の留学には結構な紆余曲折を伴っており、変更は容易ではない。最初期の予定では、僕は2019年の1月には渡豪しているはずだった。それが予算の関係で5月に延期、しかし今度は4月に新しい仕事が降ってきたので、それも延期。しかし、やはり何かを感じていたので、待遇はよかったのだが、単に9月に延期しただけだった。そして、案の定、最初から給与不払いが起き、そのまま辞職。そんな経緯だったので、「どれだけ魅力的なオファーがあっても、9月には絶対に渡豪する」と鉄の掟を定め、どうあっても出発することにした。
今手伝っている会社は、そのタイミングで声を掛けてきた。色々言われたが、緊急性や日本にいる必要性を感じる仕事ではなかったので、とりあえずはリモートで進めることで同意したのだが、今回また戻ってこいとの声がかかったのである。
しかし、本音を言えば、お金も大事で仕事も大事ではあれ、新たに見つけた専攻の方が魅力的だ。相手は相手の考えがあって誘いを掛けてきているのだが、僕にはそのポジションにそれほど出勤の必要性を感じておらず、逆にIT企業のくせにリモート勤務を否定することに疑問を感じてもいる。この歳で、一回固めた全てを投げ打つ考えは、それほど簡単には変わらない。
ただ、1つの手段として、休学する手はある。もし、仕事が本当に軌道に乗るのであれば、そこで仕事を続けることもやぶさかではなかろう。しかし、それが実際にどのようなスパンで展開するのか、不明瞭なうちは鉄の掟に軍配があがりそうだ。
来月の渡豪をひかえ、面倒なことこの上ない。人生が一度きりしかないだけに、面倒なところだ。

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