出願。

 出願の1週間前までは、実を言うと転校の考えは全くなかった。学費まで振り込んで、次の学期に備えていたのだ。また特に学位に拘った訳でもない。ドクターは持っているので、別に豪州での学位取得にこだわる訳でもなかった。ただ、何か新しいことをやって、学位はもらっておかなければ、市場価値を証明することができないという点、そして何かやった証拠を残したいという考えがあったに過ぎない。

 何が自分を変えたのかについても、これまた不明だったのだが、実際に前回の原稿を書いてみると、何となく自分でも思考の道筋が見えてきたのは面白い。多分、その時は何かが見えたんだろうなと思う。

 大体のことにおいて、一旦決めてしまうと、または決めようとするタイミングで、僕はそれを既成事実にしてしまう癖があるようだ。今回は、決意半分くらいの状況で、手続きに向けて走り出してしまった。学費に関しても、あんまり考えていなかったのだが、実際は結構かかる。それもこの歳だと完全に自腹だ。何の補助も得られない場合、700万円コースだと思われる。はっきり言ってそこまでの蓄えがある訳ではない。これから作るのだ。

 話が逸れたが、アジアの大学とは違い、こちらの学校には大学院も含めて入学試験がない。っぽい。その代わりなのか、留学生対象の募集要項には英語の基準として大学院では主にIELTS6.5以上を要求し、他に大学時代のGPAの条件が示されている。今回出願した専攻の場合、最初目指そうとした専攻は3.5だったのだが、最終的に選択した専攻はGPAが7ポイント制で4.5と、真ん中よりちょっと上の成績が求められていた。

【第一歩】出身校とのやりとり

 出願にあたっては、まず日本の出身校から卒業証明と成績証明を取り寄せるところから始まる。これには親とその友人の手を煩わせた。日本の学校は全部ではないとは思うが手続きがアナログで、今の時代に郵便小為替を買わされる始末だ。そして、地味すぎるのが開封不可という表示。こんなものは海外では通用しない。というか、そんなことをしていたら手続きなど一生できやしない。というのも、手続きはほぼネットで終了するからだ。もしエージェントを使わないとすれば、自分でスキャンしたものを自分でアップロードすることになる。なので、開封不可も何もないのである。

成績証明、卒業証明。

 今回、実は半分までは自分で進めていたのだが、大学の日本事務所から紹介された前出のエージェントさんとの絡みが生まれたことから、そこを通すこととなり、日本から届いた書類は全部そちらに転送した。

【第二歩】パスポート

 他には、パスポートの写真のあるページのスキャンファイル、こちらは既に持っていたので、それを送った。

ちょっと変わったパスポートなので縮小。
海外ではよく必要になるので、
スマホにでも保存しておきたい。

 呆気ない話だが、出願作業は出願者サイドではこれで終了になる。

 ただ、僕の時代にはGPAなどなく、各国でも違うようだ。なので、その換算は大学側にエクセルのようなフォームを利用して、それを専門にやっている人がおり、そこにお任せとなる。無論、自分でも知りたいので、少々面倒ではあったが、ネットで探しまくって計算したりもした。グリフィスでは7ポイント制を採用しており、その辺で余計わかりにくくなっていて、換算が非常に難しかったので、いつか機会が会ったら、担当の人にその方法を尋ねてみたいと考えているような次第だ。僕の卒業当時はABCDの四段階しかなかったので、どうやっても5ポイント制にも7ポイント制のどちらにも引っかからない。これは正直参った。ただ、そんなに悪くない平均成績だったので、恐らくこれは大丈夫だろうということになった。

 この話は、多分謎を解くまで後を引くと思う。合点がいく様になったら、また書いてみたい。

【第三歩】オファー、届く

 当初、エージェントさんには2週間から4週間と言われていたものの、1週間でオファーは届いた。問い合わせに対する答えは遅いのに、いざ商売となると速い、ということなのだろうか。とりあえず、特に引っかかる要素もないので、すんなり出たということなんだろうか。よし。学校の効率が良い❤️と言うことにしておこう。現に、キャンパスツアーに関する後半の反応は秒速だった。人生タイミングなんだろうなとつくづく思う。

ありがたや。

 どちらにしろ、ボンドを離れる手続きもあるので、速いことに越したことはない。ありがたく受け取り、ボンドでの手続きに移った。

【第四歩】リリースレターの手続き

 ボンドでやらなければならないのは、前にも書いたリリースレターの手続きだ。これは、保証人の変更手続きでもあるので、その理由が明確でなくてはならない。ただ、もし僕がもう一セメスター滞在していたら、これは必要なかったらしい。また、今回の場合、EAPという進学用英語コースなのに、目的の専攻科のオファーを伴っていなかったことは、逆に幸運だったようで、手続きを簡単にしてくれたようだ。もし尾鰭(大学院のオファー)がついていたらできなかった、とも言われた。親切なスタッフのアドバイスに感謝感激だ。いつもの様にボーッとしていたら、ここまで速く進まなかっただろうと思う。

 必要書類は、(1)申請フォーム、(2)理由書、(3)相手校のオファーレターの三点だ。

  • (1)は事務的なものだが、理由を選ぶ欄で適切なものを選ぶ必要がある。
  • (2)はその趣旨を説明するもので、なぜ別の学校にいく必要があるのかを明確に説明する必要がある。
  • (3)は相手校から出されたものをそのまま添付すれば良い。
来豪経緯から転校理由までを
書いた理由書。

 

リリースレター。
普通のメールだった。

 このレターと、オファーにサインをしたものをエージェントさんに送っておしまいなのだが、そこにIELTSが挟まり、調整が必要になった。順番は狂うが、ここにIELTSの話が入り、更にオファーの変更へと話が進むことになる。この時点で、学校のスタッフはほぼ休暇に向けてスパートを始めており、ある意味僕の作業は最後のタイミングで滑り込みをしているような格好になったようだ。

 恐らくこの次のステップである正式なオファーと学費払込などは来年のことになりそうだ。嗚呼、クリスマス。

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