EAPとGE

こちらに来て四週間目を迎え、授業も難度を増してきた。ここをご覧頂いていいる方には、EAPってなんじゃ、という方もいらっしゃると思うので、少し書いておきたいと思う。

そもそも英語学校のコースには複数の目的による違った設定がある。

①一般英語 General English

②ビジネス英語 Business English

③進学英語 English for Academic Purpose

主にはこの3つであり、対応関係としてはこうなるらしい。

一般英語コースのクラス分け基準。5-6くらいになると、今度はEAP準備クラスが用意されている。

こちらはGEの解説表で、それぞれのレベルが示されている。コミュニケーションの面から見ると、5-6まで行くと結構な能力が備わっていることになるし、実際話せている。そこからアカデミックに移ることが可能になるが、計画的にやらないとデッドスパイラルに入る。

EAPはGEから来る学生と、IELTSなどの成績を持って来た学生から構成される。目的や段階に応じて、学部などで求められる英語試験の代わりになる。

そしてこちらはEAPの解説表で、それぞれのコースを修了するとどのレベルのプログラムに進めるかという対応表ができている。左上にもあるように、IELTSで5を取るか、EAPエントリーテストを受けることで移行できるとなっているが、僕は直接申し込んで入ってしまった。

こちらは日本のエージェントがまとめた資料だが、要は別のパンフの図を日本語にしたもの。ゼロから始めても、こうして上への道を目指せるので、たしかに費用は高いが、レベルの心配は不要だ。

さて、GEには参加していないので、なかなかその様子は知り得ない状況にはあれ、たまに代講の先生としてくる先生は結構賑やかな先生が多い。また、授業時間が違うことから、トイレに行く際にはよく彼らの教室を見たりする限りでは、EAPと比べ賑やかで、いつも楽しそうな雰囲気がうかがえる。国籍も多様で、肌の色もさまざま。日本からの学生も多く、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。コミュニケーション能力の向上と、基礎力の構築が主目的とも言え、英会話が上手くなりたい、表現力をつけたい、という人には向いていると思う。実は僕も最初はそっちの方が重点だった。

とは言っても、今いるEAPがつまらないという訳ではなく、ちょっとやることと雰囲気が違うというだけに過ぎない。EAPはあくまでも進学用のコースなので、勢い「学部以上の授業の受け方」を中心とした「訓練」を中心とした構成になる。その為、例えば比較文の書き方、説明文の書き方、論文の作法や、授業でのプレゼンの仕方などが中心となり、さらには学部や大学院への進学の前提となるので、中間期末と試験があり、その成績を持ってIELTSの代わりにも代用されるようになる。

ただ、EAPの入学試験は少々分かりかねている。面接もし、PASSWORDというイギリス系のクラス分け試験も受けた(どうも初導入らしい)のだが、人によって結果がかなりバラバラな感があり、もっと上に行けばいいのに、という学生もいれば、僕のように「このコースをうけてしまって良かったのだろうか」というパターンもある。もちろん底力はバラバラなので、それなりの判断基準があるのだろうが、解せないことも多い。

とまれ、既に4週目を終え、結構な量のプリント教材がたまってしまった。中間試験等もあるので、要注意になる。有難いことに、来週月曜日はクイーンズバースデーでお休みなので、しっかり復習しなければと思う。

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